木造彩色の宝珠 残欠, 日本, 江戸時代 18世紀-19世紀頃.
¥23,000
日本、江戸時代 18世紀-19世紀。高さが 78mm 程の木造彩色宝珠。
長い時を経て蓄積された煤により、彩色された朱色が隠れています。
その肌合いと宝珠の丸い素朴な造形が、大変魅力的な品です。
宝珠について:
如意宝珠 (にょいほうじゅ) とは、仏教において霊験を表すとされる宝の珠のことで、如意宝、如意珠、宝珠(ほうじゅ、ほうしゅ)とも呼ばれています。
サンスクリット語において「チンターマニ」と言われ、チンターは「思考」をマニは「珠」を表す為、「意のままに願いをかなえる宝」と解釈されることもあります。
如意宝珠は、仏や仏の教えの象徴であり、地蔵菩薩、虚空蔵菩薩、如意輪観音などの持物とされています。それは無限の価値を持つと伝えられ、祈りの対象にもなっています。
形状は、上部が火焔で山なりに湾曲しており、下部が球形のものが日本においては一般的です。
如意宝珠は、仏塔の相輪の最上部に取り付けられる他、仏堂の頂上に置かれることもあります。橋の欄干等にある擬宝珠は、如意宝珠を模したものであるとする説があります。
商品詳細
仕様/
・サイズ : h74 × w58 × d55 mm
材質/
・主な材質:木材
olim | オリム
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