角兵衛獅子 木像, 日本, 江戸時代, 19世紀.

¥40,000

 日本、江戸時代 19世紀。高さ18cm程の珍しい民衆仏のような角兵衛獅子の木像。
 時代の移り変わりと共に、明治以前の角兵衛獅子の資料が多く喪失しているため、大変貴重な遺物です。
 東北地方において、神として祀られた獅子頭を神の依代と考えられてきた童子が、頭に頂き舞い踊る角兵衛獅子の像。素朴な造形とその神秘的な表情に古来の民衆の信仰を感じることができます。


角兵衛獅子について:
 角兵衛獅子は、新潟の月潟村が発祥の郷土芸能であり、獅子頭を頭に頂いた童子が演じる漂泊の大道芸です。宝暦5年に江戸にて獅子冠を演じた親方が角兵衛だったことから「角兵衛獅子」と呼ばれるようになりました。他にも越後獅子や蒲原獅子と呼ばれることもあります。
「娯楽業者の群」によると、水害に悩まされた月潟村の農民が堤を造る費用を得るために、童子に越後の獅子踊りをさせたのが始まりとありますが、年端もゆかぬ児童による曲芸であり、人買い等の暗いイメージから明治時代では衰退していきました。
 時代の流れと共に忌避の対象となった背景から、月潟村では明治以前の道具や衣装等が焼き捨てられたといいます。しかし、郷土芸能として復活の兆しから平成25年には新潟市無形民俗文化財に指定されました。


参考画像:
 ・鍬形蕙斎 《職人尽絵詞》, 日本, 1818年.
 ・豊原国周《角兵衛獅子のまねをする子供》 部分, 日本, 1892年.


商品詳細

 仕様/
 ・サイズ : h184 × w57 × d38 mm
 ・重さ : 113g

 材質/
 ・主な材質:木材



olim | オリム
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