2021/09/19 18:06

和物の品、新着のお知らせです。

和物を10数点ほど、展示販売いたします。
すべてではありませんが、一部ご紹介いたします。
ぜひ、一度ギャラリーページにてご覧いただければ幸いです。





 日本、江戸時代-明治時代 18世紀-19世紀。長さが240mm程の御伽犬。
 制作途中の大きな御伽犬です。古い瓦版のような反故紙で貼り重ねられており、しっかりとした硬さがあります。
 虫食いや型崩れなど、長い時間に晒されて崩れかかったその造形には、愛嬌とともに古い物の美を感じることができます。





 日本、江戸時代-明治時代 19世紀末-20世紀初頭。長さが90mm程の土の鳥笛。
 細かな装飾や色彩が剥げ落ちた鳥笛です。
 時を感じる肌感と静かな佇まいがとても魅力的な品です。
 神の使いとして道案内をしてくれそうです。





 日本、江戸時代 17世紀-18世紀頃。高さが136mm程の古銅の光背。
 厚みと重みのある円光形式の光背です。
 長い時を経た古銅の味わいと歪みのある素朴な造形には、物のもつ存在感と魅力を存分に味わうことができます。





 日本、江戸時代 19世紀頃。高さが140mm程の神棚。
 古い宮型の小さな神棚です。
 木の枯れた表情と小振りな宮の造形には、どこか親しみを覚えます。
 静かな佇まい、雰囲気のある品です。





 日本、江戸時代-明治時代 19世紀末-20世紀初頭。51mm程の猪口。
 小さな暗緑色の猪口です。
 歪みと、石はぜを残した土が魅力の変わり種です。
 高台にわずかに欠けがありますが、物の雰囲気を損なうものではなく状態は良いと思います。





 日本、鎌倉時代 12世紀-14世紀。高さが54mm程の泥塔。
 奈良県田原本町宮古で出土した泥塔です。
 長い時を経て崩れかかった造形には、品の良い佇まいと物のもつ存在感を存分に味わうことができます。





 日本、江戸時代-明治時代 18世紀-19世紀初頭。高さが94mm程の土人形の馬乗猿。
 色彩が剥げ落ち、細部が崩れた土人形です。
 まるで埴輪のような肌と佇まいのある品です。



olim | オリム
Art, Antique, Photograph, and Stories.